国際電話のかけ方

固定電話、
携帯電話

このホームページをあけてからもうしばらくたちますが、最近の通信業界の進歩や変化は目覚ましく、よくいうと、値段も下がり、選択の幅も広がり基本的には割安になりましたが、悪く言うと、選択の幅が広がったため、何をどうすればいいのか、悩むことも多くなりました。また、インターネットなどの普及により、現在では、インターネットなどに詳しければ、まったく電話代など払わず、お互いの顔を見ながら何時間でも話すこともできます。けれども、今、すぐに、確実に話をしなければいけないという時、最終的に頼りになるのは、なんといっても電話ですよね。ですから、ここでは、そういう方のために、国際電話のかけ方を少しお話したいと思います。

固定電話で
国際電話

現在ではほとんどの方が固定電話の他に携帯電話を利用されていると思います。携帯だけで、固定電話は利用してない方も多いのではないでしょうか。でも、とりえあず、ここでは、最初に固定電話からのかけ方についてお話します。

(ケーブルやIPではなく普通のNTT回線です。ただし、普通の電話回線でも、なにかのプランにはいっている場合はそのプランの規制がありますので、それをまずはじめに調べましょう。特定のプランの場合はかけ方もきまっていて、その会社しか使えない場合が多いです。)

固定電話から
国際電話のかけ方

固定電話からの国際電話のかけ方は基本的には、下記のとおりです。

大手を使う場合の、この最初の010は「国際電話です」というお知らせです。その後の電話会社の「発信番号」ですが、たとえば、KDDIだと001だったり、NTTだと0033だったりと、選ぶ会社によって違ってきます。その後は、従来通りの国際電話のかけ方です。

これが基本のかけ方ですが、いわゆる大手ではなく、格安の国際電話サービスを使う場合は、この010は必要ありません。格安国際電話会社の発信番号からとなります。

まず最初にどこの電話会社のサービスを使うか決めなければいけません。国際電話料金やサービスの内容を吟味して、使う電話会社を決めましょう。そこで、どこか一定の会社を選んだとします。

携帯電話で
国際電話の
かけ方

携帯電話サービスも日々、変化しています。以前のように携帯やPHSから国際電話をかけるために別途に国際電話の申し込みをする必要がなくなってきています。(機種によりますので、携帯の会社に確認しましょう)

携帯電話を購入時に、国際電話のかけ方の案内があります。その通りにかけると、もちろん国際電話はその携帯の会社が提供しているサービスを利用することになります。AUの機種であれば、KDDI、DoCoMoの機種であれば、NTTということです。

ただし、携帯の機種はAUでも、国際電話はKDDIではなく、格安国際電話の会社を利用することもできます。固定電話とおなじように、格安サービスを提供している会社に携帯番号を登録します。

固定電話と同じように、サービスの切り替えではないので、格安の国際電話登録したからといって、DoCoMoやAUなど携帯会社のサービスを使って国際電話がかけられなくなるというわけではなく、自分でどこか好きなところを選んで使うことができるということです。ですから、格安のサービスにも申し込みをすませて、いつでも選べるようにしておくのが一番いいのではないでしょうか。

格安国際電話
サービスの
国際電話のかけ方

大手ではなく、格安の国際電話サービスを提供している会社のサービスを利用する場合は、その格安国際電話サービスを提供している会社に、使いたい電話の電話番号を登録します。この登録は、あくまでもサービスの付加ですから、格安の国際電話ができるように電話番号を登録したからといって、NTTやKDDIなど大手のサービスを使って国際電話がかけられなくなるというわけではなくて、自分で選択してどこか好きなところを使うことができるということです。

  • たとえば、ワールドリンクの場合は発信番号は0063ですから0063がはじめにきます:
    0063 + 国番号 + 相手の電話番号

固定電話で市内にかけるときには普通にNTTを使いたいけれども、国際電話は格安の別の会社を使いたいという時や、この国にかける時はこのサービスの方が安いという時など、使い分けることができます。電話番号をマイラインサービスに登録していても格安国際電話サービスに登録して同じように利用することができます。

マイラインの国際電話のかけ方

そこで、まずマイライン、マイラインプラスのお話です。

始まってからしばらくたちますので、お分かりの方も多いかとは思いますが、すこしわかりにくいところもあります。このサービスはいろいろな選択肢がある電話会社のサービスの中から自分が使うところをきめて、それに登録することによって、最初にその会社の発信番号を押さなくてもよくするサービスです。つまり、受話器をとって、相手の人の電話番号を押すと自動的に自分が最初に登録した電話会社を使うことになるわけです。たとえば、「国際電話」はこの会社、「市外通話」はこの会社、「市内通話」はこの会社と決めてしまうと、すべてその通りに会社から請求がきます。楽ですよね。ただし、一番最初だけですが、登録には料金がかかります。もし使いたい電話会社をかえたい場合はまた料金がかかります。

ところで、マイラインとマイラインプラスの違いですが、マイラインの場合はそういうふうに登録していても、もし、何かの理由で他の会社を使いたい場合は、違う会社の発信番号を押して一時的に使うことができますが、マイラインプラスの方は、それはもう、全くできないということです。もし、他の会社の発信番号を押して電話をかけても、実際の請求は最初に登録しているところからきます。

ただし、マイライン/マイラインプラスサービスはあくまでも大手の電話会社のみに適用され、格安国際電話サービス会社には適用されません。

  • たとえば、マイライン登録をすると、国際電話のかけ方は次のようになります:
    010 + 国番号 + 相手の電話番号